猫の高齢とは何歳からを指すかご存知ですか?
個体差にもよりますが、一般的にはおよそ7歳からが高齢の目安とされています。
外見的には、若い頃と何ら変わりが無くても猫の7歳は、人間換算すると44歳になります。
家族の中で一番高齢なのが、猫という家庭も少なくないのでは?
第15回(平成20年度)全国犬猫飼育率調査結果によると7歳以上の高齢猫が全体の約半分である47.4%を占めており、人と同じように猫社会においても高齢化が進んでいることがわかります。
高齢化の要因として考えられるのは、獣医療の発達、室内飼いオーナーの増加、栄養バランスの良いキャットフードの充実などです。
特に成長段階によって、猫が必要としている栄養バランスや摂取カロリーは少しずつ異なる為、適切に栄養バランスの取れた成長段階別のキャットフードを与える事は大切で、それはペットオーナーの中でも幅広く認識されてきているようです。
「家族と同じように猫も成長段階別に食生活を変えてあげたい」というオーナーの意識が近年の猫の長寿化を支えているのですね。