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第2回「目指せ「ベストショット」!ENJOY!ワン・ニャン写真塾」

ボンヤリ「幽霊写真」を防ぐには?など基本の撮影テクニックを学ぼう

「ん!?ねこフォトコンテスト!?」
飼い猫ミーちゃんが大好きでたまらない猫好きOLのエリちゃんは、
ある日アイシアのWebサイトで「極楽ねこフォトコンテスト」のニュースを発見。
「これは…うちのミーちゃんの写真で応募しなくちゃ!」
と、意気込むものの、エリちゃんは写真撮影にちょっと自信ナシ。
ちょっとプライドの高いミーちゃんは、生半可な腕ではモデルになってくれなさそう…
そこでエリちゃんは、知り合いのカメラマン金澤先生に相談することに。
「先生~!うちの子の写真を上手に撮るコツ、教えてくださ~い!」

えりちゃん ミーちゃんをこよなく愛するOL。カメラ初心者。よくミーちゃんのツメで引っかかれている。 ミーちゃん エリちゃんの愛猫。3歳(メス)。プライドがちょっと高く、なかなか
エリちゃんに写真を撮らせてくれない。 金澤先生  エリちゃんの知り合いで、カメラの先生。エリちゃんに写真のテクニックを教えることに。
幽霊写真!?その正体は「ブレ」にあり
エリちゃん
先生~!し、心霊写真が撮れちゃいましたー!ミーちゃんにそっくりな幽霊がぼんやりと…!
 
   
ミーちゃん
ニャー!
 
   
金澤先生
ああ、写真を撮る時にブレちゃったんですね。確かに、これは幽霊に見えるかも…。
でも、これはミーちゃんの動きもありますが、原因はエリさんの「体のブレ」かもしれませんね。
 
   
エリちゃん
え?私ですか?
 
   
金澤先生
写真を見ると、ミーちゃんだけでなく背景もブレているでしょう?
これは、撮影した人がブレの原因になっているからなんです。撮影の瞬間、体や手が揺れてしまうことで、写真に「ブレ」ができるんですね。
 
   
エリちゃん
そうなんですか!幽霊なんて言ってごめんね、ミーちゃん。
 
   
ミーちゃん
ミャア~
 
   
金澤先生
せっかくだから、「ブレ写真」を防ぐ、基本のテクニックを身に着けてみるといいですよ。

ブレないようにするには、まず脇を軽く締めて、片手をカメラの下、そしてもう一方の手をシャッターに添え、指は閉じます。カメラを支える面を増やして安定させましょう。正しいポーズで、カメラを構えることが基本なんです。

 
   
エリちゃん
分かりました。えーっと…あ、ほんとだ。脇をしめたほうがぐっと安定しますね!
 
   
金澤先生
そうそう。
そしてもうひとつ、被写体のブレを防ぐには、できるだけ明るいところで撮るとブレが起こりにくいんです。
 
   
エリちゃん
ん?先生、構えがしっかりしていないとブレちゃうのは分かるんですが、
明るいところで撮影すればブレにくいのは何でですか?
 
   
金澤先生
カメラは、撮影に必要な光を取り入れなくてはならないので、
暗い所では自動的にシャッタースピードが遅くなります。そうすると、シャッターが切れる間に被写体やカメラが動くと、ブレてしまうんです。
 
   
エリちゃん
なるほどー!明るい場所ならシャッターが早く切れて、ブレることが少なくなるんですね。
分かりました!
 
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